訪問診療での治療はどこまでできるの?

こんにちは!訪問歯科衛生士の貴志です。

小池歯科医院では、通院が困難な患者様のために訪問歯科診療を行っています。

「訪問診療では、どこまで治療ができるの?」
「簡単な応急処置だけなのでは?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

現在の訪問歯科診療では、専用のポータブル機器(持ち運び可能な診療機器)を使用することで、外来診療に近い水準の治療が可能になっています。

■訪問歯科専用ポータブルユニットの構成

当院が訪問時に持参しているユニットには、主に以下の機能が搭載されています。

・タービン/コントラアングル

虫歯治療や被せ物調整に使用する切削装置です。
回転数やトルク(力)を細かく制御でき、振動や発熱を抑えた設計になっています。

・スリーウェイシリンジ

水・空気・スプレーを切り替えて使用でき、視野確保や洗浄に不可欠な装置です。

・バキューム(吸引装置)

唾液・洗浄水・切削粉を吸引し、誤嚥リスクを低減します。
高齢者や嚥下機能が低下している方には特に重要な設備です。

・外部吸引ボトル/排液タンク

衛生管理のため、排液は密閉回収され、院内と同様の感染対策を行います。

■ 実際に可能な治療レベル

専用のポータブル機器を使用することで、基本的には医院で受けていただく治療とほぼ同等の歯科治療が可能です。

訪問先でも次のような歯科治療・処置が行えます。

・軽度~中等度の虫歯治療(C1~C3程度)
・歯ぐきが下がった部分の虫歯の治療(根面う蝕)
・入れ歯の作製・調整・修理
・動いている歯の固定
・全身状態を確認したうえでの抜歯
・歯石除去や歯周病の基本治療(スケーリングなど)
・専門的な口腔ケア
・飲み込みの機能の評価や口腔機能の管理

単なる「応急処置」ではなく、治療計画に基づいた継続的な診療が可能です。

また、訪問診療では機器だけでなく、患者様のお身体の状態や生活環境に合わせた診療体制も重要になります。

寝たきりの方はベッド上で、車いすをご利用の方は座ったままで、無理のない姿勢で治療を行います。
体調や疲労の程度に応じて診療時間や処置内容を調整し、安全性を最優先に診療を進めています。


当院では、単なる「出張治療」ではなく、

・医療として安全であること
・継続的に管理できること
・患者様の生活背景を考慮した治療

を重視した訪問診療を行っています。

「通院が難しい=治療を諦める」ではありません。

お口の状態が改善すると、食事量・表情・会話・体調にも良い変化が見られることが多くあります。

訪問歯科診療をご検討の方や、ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽に当院までお問い合わせください。
患者様はもちろん、ご家族様や施設関係者の方からのご相談も承っております。

訪問診療のご依頼:0120-384-218(フリーダイヤル)

関連記事

  1. スタッフ大募集!

  2. 2024年も頑張ります!!

  3. 歯科訪問診療のご紹介

  4. 口腔用ティッシュをご存知ですか?

  5. 訪問歯科診療で出来ること

  6. 入れ歯のお手入れ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. マイナンバー

    2025.12.8