歯みがき時の飛沫について

こんにちは 歯科助手の諸石です

10月になり緊急事態宣言は解除されましたが、まだ油断は禁物です。
そこで今回は歯みがき時における唾液飛沫についてのお話しです。

歯みがき時はどうしても、自分の唾液を触ったり、唾液飛沫を飛ばしてしまいます。
新型コロナウイルスに感染している人では唾液中にもウイルスが混入していることがわかっています。
したがって、感染予防としては唾液に他の人が接触したり、飛沫を吸い込んだりしないよう注意する必要があります。

口を開けて歯をみがくと、特に上の前歯の裏側では大量に飛沫が出ますが、口を閉じて歯みがきをした場合、同じようにみがいても飛沫は飛び散らないことが分かっています。
歯をみがく時は、少しみがきにくくはなりますが、お口を閉じてみがくよう心がけましょう。

以下、歯みがき時の注意点です。


家庭・職場・学校など共有部で歯をみがく場合

⚪︎換気に留意するとともに、3密を避け、一度に多くの人がみがくことのないようにする。
⚪︎飛沫が飛び散らないように口を出来るだけ閉じて注意しながら、歯ブラシを静かに小刻みに動かし、大きく動かさない。
⚪︎歯みがきをしながら、会話や動き回ったりしない。
⚪︎口をゆすぐ時は勢いよく吐き出さず、顔を流し場に近づけてそっと吐き出す。
⚪︎コックのある蛇口を使用する際は、手を触れず紙やタオルなどを使う。

歯ブラシの洗浄・保管方法

⚪︎使い終えた歯ブラシは流水できれいに洗う。
⚪︎水分をよく切ってから、ヘッド部分を上にして風通しの良い場所で保管する。
⚪︎家庭では歯ブラシを接触させないように保管する。

さいごに、、、
唾液飛沫が飛ばないように口を閉じて行う歯みがき方法は、生活におけるエチケットとして新型コロナの時代が終わっても実践することが重要であるといわれています。
できる方は今日から実践してみましょう♪

 

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