こんにちは。歯科衛生士の笹田です。
今回は…最近、歯科でよく聞く『ボトックス注射』
どこかで聞いたことないですか? そう、ボトックス注射というと「美容」のシワ取りのイメージですよね。歯科でのボトックス注射は、歯や口まわりのトラブルを改善する「医療」として行われます。
ボトックス注射とは?
ボツリヌストキシンという薬剤を噛む筋肉(咬筋)に注入することで筋肉の動きを一時的に抑制し歯ぎしりや食いしばりによる顎への負担を軽減する治療法です。
◆ボトックス注射の効果
•歯ぎしり、食いしばりの緩和
•顎関節証(顎の痛み)
•ガミースマイル(笑うと歯ぐきが見えすぎる状態)
•口角の下垂
•肩凝り、頭痛の改善
•小顔効果
歯ぎしりや食いしばりによって発達した咬筋が弛緩することでエラがめだたなくなります。
効果はいつまで?
施術後2〜3日で効果が現れ始め2週間〜3ヶ月程で状態の緩和を実感でき歯ぎしり、食いしばりを弱めます。エラ張りの解消にもつながります。
個人差はありますが3〜6ヶ月ほど持続します。効果が薄れてきたと感じたら再度、注射を受けれます。繰り返し注射することで効果の持続期間が長くなる傾向があります。
注意することは?
ダウンタイムはほとんどの場合短く、非常に細い針を使用するので数時間〜数日で回復します。
まれに腫れや内出血が続くこともあります。
妊婦、授乳中の方、神経疾患のある方は受けられません。
『歯科』でボトックス注射のメリット
歯科医師は日常的に顔面や口腔内の治療を行っているため顔の構造、筋肉の配置に精通しています。より正確で効果的な治療が期待できます。
またボトックス注射だけでなく口腔内の健康状態も同時にチェック出来るので総合的な口腔ケアの一環として治療を受けることができるのも大きなメリットです。
副作用・リスク
•まれに内出血、頭痛がある
•筋肉の収縮抑制や筋肉の減弱作用により食事の時などに違和感がある。効果が切れると解消される。ほとんどの副作用は一時的にで自然に回復することが多い。
•保険適用外である。歯科でのボトックス注射は歯ぎしりや食いしばりの改善が目的でも保険がききません。
このように「歯科」で受けることができる『ボトックス注射』小池歯科医院でも取り入れています。
歯ぎしり、食いしばりでお悩みの方、マウスピースが入れられない方、小顔効果を実感されたい方メリット、デメリットはありますがぜひ、一度小池歯科医院にお話しを聞きにいらしてください。いつでもお待ちしています!!^_^
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