こんにちは
7月に入っていよいよ夏本番!今年の夏もかなり暑いですので、皆様熱中症にはご注意くださいね。
みなさん、「歯垢(しこう)」と「歯石(しせき)」の違いってご存じですか?
どちらもよく聞く言葉ですが、じつは全く違うものなんです!
今回はこの2つの違いについて、わかりやすくご説明します。
◆ 歯垢(プラーク)ってなに?
歯垢とは、歯の表面にくっつくネバネバした汚れのことです。
白っぽくて柔らかく、一見ただの汚れのように見えますが、その正体はなんと…細菌のかたまり!
歯と歯の間や、歯ぐきとの境目などにたまりやすく、食べかすや糖分を栄養にして細菌がどんどん増えてしまいます。
そのままにしておくと、むし歯や歯周病の原因になるのでとっても危険!
でも大丈夫。歯垢は毎日の歯みがきで取り除くことができます◎
◆ 歯石ってなに?
歯石は、歯垢がかたまって硬くなったものです。
黄色や茶色っぽく、ザラザラしていて、特に下の前歯の裏側や歯ぐきの近くによくできます。
歯みがきで取りきれなかった歯垢が、2~3日で石のように固まって歯石になってしまいます。
しかもこの歯石、歯ブラシでは取れません!
歯科医院で「スケーリング」という専用の器具を使って取り除く必要があります。
放っておくと、歯周病が進行したり、口臭の原因になったりとお口のトラブルが増えてしまいます。
◆ 歯石になる前に!歯垢のうちにケアしましょう
歯垢のうちなら、毎日のセルフケアで落とせますが、一度歯石になると自分では取れません。
だからこそ、歯垢の段階でしっかり落とすことが大切です!
とはいえ、ご自分だけで全部をキレイにするのは難しいですよね。
磨きにくい部分や見えにくいところに、歯垢や歯石が残っていることも。
そのためにも、定期的に歯科医院でクリーニングを受けていただくことをおすすめしています。
数か月ごとの来院で、歯石をしっかり取り除き、むし歯や歯周病を予防しましょう♪
お口の中を健康に保つために、毎日のケアと歯科医院でのチェックがとっても大切です。
「最近、歯石が気になるかも…」という方は、ぜひお気軽にご相談くださいね!
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